岡常商事が大切にする売り手と買い手の関係

岡常商事は岡常グループの商事会社で、東京都中央区日本橋本町に本社をもつ会社です。岡常商事は約130年の歴史をもつ老舗食品原料専門商社で、業界トップクラスのシェアを誇る会社です。

近江日野市の出身の常吉によって創業され、常吉の家訓、三方よしを代々継承しながらその時代に合わせた方法で経営理念を貫いてきました。1880年に創業されて以来、長い歴史を通して掲げられてきた岡常商事の経営理念には、世間よし、売り手よしと買い手よしという3つの側面からのよしが大切にされてきました。

岡常商事ではこの「よし」を代々継承し、その時代に合わせた解釈で商いを行っているのです。代表取締役の岡敬太郎氏は、まず目指すところに世間よしという考え方があるとおっしゃられています。

氏は世間を、世界でも崇高の域と称される日本の食文化を築き上げてきた食品業界と捉え、どのように会社が世界に貢献をすることができるのかということを自ら問われます。そして、この問に対して全社を挙げた取り組みを展開されながら経営に携わられています。

また、三方よしには売り手と買い手のよしという二つの視点があります。買い手にとってのよしにはお客様に対する満足の創造があり、常に新鮮な価値のある商品を提案することや収益性の確保、そして公正な分配という視点が位置づけられています。

この商事の取り扱う商材は会社の倉庫にあるものだけではありません。顧客のもつ新商品開発の計画や方向性、そして要望などをもとに、一から新しい材料や仕入先を探した上で提案することもあります。

商事の培ってきた文化や伝統を継承しつつ、時には捨てる勇気ももちながら将来を見据えた変革が行われているところです。また、商事の経営理念を実現していくために、安全で安心できる商品と顧客の立場に立ったサービスの提供という使命を社員全員が共有し実践しています。

商事では大手食品メーカーや飲料水メーカーなどと取引先を進めながら、より柔軟な提案や発注への高い対応を通し、世界に通ず日本の食への貢献を行っています。そして、企業内では進取果敢の精神を重んじる企業文化の醸成への取り組みが行われています。

顧客の要望に合う商品を探して提案できる力を社員がつけることができるよう、全員で自他の成長に対して真摯な取り組みを行い、小さな改善や思いやりを積み上げていくという企業文化の醸成がなされているのです。

岡常商事では150年企業を目指すに当たり、社員や株主に対して積極的に満足を創造し、世間と共に会社の成長を果たすことができる企業を目指しています。